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キャッシングで返せなくなってしまったら

キャッシングは一般的に、借金があるのにさらに借り入れをして、首が回らなくなってしまったというイメージがあります。
怖い取り立てや督促の電話が来るのではないかと危惧される方も少なくないでしょう。
しかし、多くのキャッシング利用者は問題なく返済を終え、本当にピンチの時だけキャッシングを利用されています。
つまり、キャッシングを利用したからといって多重債務に陥るわけではないのです。

キャッシングで返せなくなってしまうケースというのは、給料日前に多額の借り入れを行ったにも関わらず、何らかの理由で収入の目途がつかなくなってしまった場合や、複数の金融機関から借り入れを行っている場合などです。
特に後者の複数利用については、借り入れ金を返すために別のところから新たに借り入れを行う方法ですが、これでは返せるはずのお金も返せなくなっていき、悪循環に陥りやすくなります。
金融機関ではそれぞれ利息や借入期間も異なりますから、返せなくなった分だけ利息が上乗せされていき、首が回らなくなってしまうというケースが発生します。

ショッピングでもキャッシングでもクレジットでも、お金を使うということはそれだけ緊張感と責任を持つ必要があります。
手元に現金があっても、あるだけ使ってしまえというスタンスでは残金使い込んでしまう危険もあります。

返済が困難になると、巷でよく聞かれる「自己破産」のリスクを背負うことになります。
自己破産とは債務者の申し立てによって裁判所で債務処理を行うことですが、債務者が経済的に破綻してしまい債務を返せなくなった状態のことも指します。

現在、日本国内に多重債務者は百万人単位でいるとも言われ、いかにキャッシングを有効に利用できず、悪循環に陥っているかが分かります。
お金は気軽に借りるものではなく、生活に必要な分はあくまで自分の労働でまかなうものと心しておきたいものです。
毎月の債務がなかなか減らない方は、借金を一本化したり金融機関で返済プランを見直すなどして、計画的に返済を行うようにしましょう。

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